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滞在時間を伸ばすオリジナルコンテンツの作り方

運営するサイトのアクセス解析を取っていると、色々な事が分かり、そのデータを分析して、より良いサイトを作って行く事が可能になります。
ウェブサイトは、実店舗と異なり来店してくれたユーザーの年齢や性別、どのくらい商品を見て回ったのかを知る事が出来ない為、アクセス解析の導入はサイト運営では必須のマーケティングツールです。
その中で、今回は「滞在時間」をクローズアップしています。

目次

アクセス数では見えない事

アクセスしてくれるユーザーにとって、使いやすかったり、分かりやすい情報が掲載されているサイトは、運営年数を重ねるごとにファンを作り出し、口コミやソーシャルブックマークなどで紹介される様になります。ソーシャルブックマーク経由では更なるアクセスの増加が期待出来、良いスパイラルにはいるわけですが、アクセス解析をしていてもページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)だけを見ていてはサイト内部の改善が出来ません

アクセスの多いサイトであっても、アクセス直後に離脱されるようなサイトは、見た目や導線に何か問題があると考えられます。
これらを分析する為の指標として「滞在時間」を把握しておく必要があります。

滞在時間って?

滞在時間は、アクセスして来たユーザーが、どの程度の時間そのサイトを閲覧していたかを表す数値です。
この時間が長ければ、アクセスユーザーにとって有益な情報があり、コンテンツを見ていたと言えますし、滞在時間が少ない場合は、そのユーザーにとって、魅力的なコンテンツを提供出来ていなかったと考える事ができます。

ページをキーワードごとに分析する

一言で滞在時間と行っても、軸となる要素があった方が、より分析がしやすくなります。
私が見ている項目は、ページごとの滞在時間と、キーワードごとの滞在時間の2つです

ページの滞在時間をグーグルアナリティクスで確認

グーグルアナリティクスにログイン後、確認したいアカウントのサマリーを表示します。
左のメニューに『コンテンツ』がありますので、コンテンツの中の『サイトコンテンツ』⇒『すべてのページ』を選択して下さい。
アクセス解析
すると、こういった並びのデータが表示されます。

確認したい内容は、ページごとの滞在時間です。ページによっては、滞在時間が長いものもあれば、短いページもあります。
この短いページには、何か問題がある可能性がありますので、更に深く確認を行います。
今回例で載せているサイトの平均滞在時間は2分22秒ですので、これより長ければ良いページ、短ければ悪いページと位置付けます。
現在表示されている並びは、ページビュー順になっていると思います。PVの多いページを改善した方が得られる効果が高くなるので、この並び順で上位10ページ中、最も滞在時間が少ないページを見てみましょう。
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ピンクで塗られているページは、このサイトの中で8番目にPVの多いページです。
平均滞在時間は、1分33秒なので、サイト平均との差は1分もあります。

 

このページの内容を深く見る為には、ページ名をクリックして下さい。

クリックしたページのみ1行で表示されます。
その少し上の、『セカンダリディメンション』のプルダウンメニューから、『トラフィック』⇒『キワード』を選択します。
すると、そのページへアクセスして来た時に検索エンジンで使われたキーワードの一覧が表示されます。

このページに流入のあるアクセスの中で「尊敬する人」というキーワードで入ってきた場合、滞在時間が短い事がわかります。

滞在時間を伸ばす対策

滞在時間の短い、特定ページのキーワードが把握出来たら、次はコンテンツの修正を行います。
該当のキーワードが、狙っているキーワードでは無い場合でも、そのキーワードを検索する人はどういう目的があって、自分のページにたどり着いたのかを想像してみて下さい。

タイトル

検索エンジンから流入の多いキーワードは、そのキーワードで検索した場合、検索結果の上位に表示されている可能性が高いです。
該当のキーワードを一度、検索し、表示されるタイトルを確認してみましょう。

ページ内コンテンツ

検索結果で表示されているタイトルから、実際にページにアクセスしてみて下さい。
コンテンツをアップする時には気づかなった事に気づく事ができます。
例えば、タイトルとコンテンツに差がありすぎたり、ユーザーが求めているもの(キーワードから想像)が提供出来ていなかったりしていませんか?

簡単に滞在時間を伸ばす方法

ページとキーワードチェック、検索での表示確認が済んだら、次の事に注意してコンテンツを修正してみましょう。

  1. コンテンツが連想出来るイメージ画像を置く
  2. ページ上部に、ページの目次を作る
  3. テキスト量を多くする

ネット上には沢山の情報がありますので、出来るだけユーザーが頭を使わない様、イメージで訴求をする事で「文章を読んでみよう」と思わせる事ができます。
また、「どのくらいボリュームがあるページなのか」、「探している情報があるのか」を最初に見せる事で、次へと読み進めてくれるユーザーを増やす事ができます。
この時に大切な事は、目次の小タイトルを魅力あるものにする事です。
また、全体的にテキスト量の多いページは読む時間が長くなるので、滞在時間を伸ばす事ができます。
適度にまとまったページであれば、ブックマークされたり、SNSで共有される確率も上がるでしょう。

滞在時間

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