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食品販売ECサイトでナチュラルにSEOを行い売上に直結させるコツ

楽天やYahoo!ストアなどのモール、また自社で運営しているECサイトのSEOは、一般的には被リンクの獲得が難しく、SEOは難しいと言われていますが、少しひねって考えてみると、ショッピングサイトでも自然発生的に被リンクを獲得出来たり、内部コンテンツを充実する事ができます。

(被リンク獲得方法は、最下部にありますので、忙しい方は飛ばして下さい)

目次

対策を行うキーワードを考える

最近では少なくなって来ましたが、まだまだ、ビックキーワードでの上位表示にこだわっているECサイトのオーナーさんは多くいらっしゃいます。
SEOは、アクセスを多く集め、そのアクセスから購入に結びつけるマーケティング手段なのですから、ビックキーワードであってもスモールキーワードであっても、目的(成約数)を達成出来る方法を取るのが理にかなっています。

kwzuそして、スモールとビックのどちらが、掛けた手間(コスト)に対しての効果が大きいのかと言うと、圧倒的にスモールキーワードでのロングテールSEOを意識した方が費用対効果が高まります。これは、ビックキーワードでの対策では、スモールキーワードが綺麗に上がらないが、スモールキーワードに注意を払う事で、ビックキーワードでも上位表示されやすくなる点もも関係しています。(この部分の説明は割愛します。)
スモールキーワードは、原則下層ページに対策をします。1ページに1キーワードでは無く、関連するキーワードの複数で検索上位にヒットするよう、商品の説明文章などを配置してあげます。
下層ページにスモールキーワードを配置するメリットとしては、そのページ自体と関連の高いキーワードのみに絞る事で、過度にSEOを意識したテキストになる事が少なくなり、情報が充実しやすくなります。また、流入キーワードを増やしたい場合は、適切にページを増やして上げる事が可能になります。
小さいキーワードでの流入は月に1.2件かもしれませんが、貴方が検索を行う時ビックキーワードだけで情報を検索しますか?ビックキーワードで検索→情報を得て、より詳細な検索→ピンポイントな検索と行動するのでは無いでしょうか。最終的にピンポイントなキーワードで見つかったサイトでの成約率が高い事は容易に想像できるはずです。

ショッピングサイトの弱点を活かす

ショッピングサイトがSEOをしにくいと言われている背景には、

  • 扱っている商品がオリジナルでは無い(型番商品の為オリジナルコンテンツが作りにくい)
  • ショッピングサイトに被リンクを獲得する事が困難(フォローをされない)
  • 楽天などもモールは、内部チューニングが行いにくい

などが、挙げられると思います。
だから、SEOが施せないと考えるのでは無く、その逆を考えてみましょう。

扱っている商品がオリジナルでは無い(オリジナルコンテンツが作りにくい)

ショッピングサイトの商品ページ 商品がオリジナルで無い場合、製造元から配布されたパンフレットだけを掲載していませんか?
こういったサイトは非常に多いので、同じ商品でもより詳しい説明を書く事で、同じ商品を扱っている店舗との差別化に繋がります。
逆に、薄いコンテンツしか無いページは、検索エンジンから嫌われる傾向が年々強まっています。出来るだけオリジナルのコンテンツを入れる様にしましょう。

仕入れ商品の場合は、

  • 店長が実際にその商品を使ってみて良かった点
  • こういった人に使って欲しい
  • 使い方(写真や動画などの紹介は分かりやすいですね)
  • 買ってくれた人の感想(口コミ)
  • 同じ商品を使っている人のブログ記事へのリンク(少し注意が必要)

決まったテンプレートを商品ページに当て込むのでは無く、その商品の特徴やターゲットユーザーなどを考え、ページ内に入れるべきコンテンツを考えると、以外とアイデアが浮かびます。
粗利の低い商品こそ、ページ作成段階でいつもより少しだけ時間を使う事で、後々自動的に売れる仕組みに繋がりますし、その商品を買ってくれた人がメイン商品を買うチャンスを増やす事にも繋がります。

ショッピングサイトに被リンクを獲得する事が困難

無料で被リンク獲得!SEO効果抜群の優良サイトまとめに書いた方法で、一時的に多少のリンクを獲得する事は出来ますが、あくまでも小手先のリンクビルディングでしかありません。
自分の運営しているブログで多のサイトにリンクを貼る場合、ほとんどは「1.良い記事や商品を紹介する為」「2.参考にしたコンテンツ」「3.ログとして」「4.ネガティブな要素」のどれかに該当すると思います。
ショッピングサイトでは、「1.良い記事や商品を紹介する為」と「3.ログとして」の被リンク発生が一般的だと思いますが、自社の良い商品を買ってくれたユーザーがブログで紹介してくれるのを待っていても思うように被リンクは増えないですよね。
そこで、ショップオーナーさんの知識や経験を生かして被リンクを獲得する方法があります。この説明は後ほどに致します。

参考サイト

アクセス解析からお宝キーワードを探す

記事の冒頭に、スモールキーワードが重要と書きましたが、商品をアップする時にイメージを膨らまし、どういったキーワードで検索されるかを考え、コンテンツを作成します。が、
公開後にアクセス解析を見てみると、思いもよらないキーワードでの流入が多い事ってありませんか?順位を調べると結構上位に来ていたりする。
こういったキーワードを把握していくことが、コンテンツ作りには重要になります。

また、アクセス数は少ないものの、滞在時間が多いキーワードの流入も要チェックです。順位を調べて上位に表示されていなければ、上位に位置付けた時の効果は・・・もう分かりますよね?

自社の強みを生かしたファンの獲得

Data portabiltiy escalator 2
Data portabiltiy escalator 2 / Todd Barnard

食料品の販売サイトが行った方が良い施策。それは、『レシピサイトを作る』事です

Facebookなど企業プロモーションで、本当の意味でファンを獲得している中小企業は少ないのではないでしょうか。
その原因として、「Facebook→ECサイト」と直接販売に繋げるような形でしか露出が出来ていない事があるのでは無いかと思います。
ネットユーザーは広告が嫌いです。無料の有益な情報が好きです。

例えば、魚介類を販売しているECが、ファンを獲得しようと思った場合、よっぽど他社と差別化が出来ているか、店長自信に多くのフォロアーがいなければ、難しいでしょう。
それは、単なるECサイトには有益な情報が無い為です。
有益な情報が無ければ、被リンクも獲得出来ませんし、ソーシャルでも成功はしません。ですので、有益な情報を作る必要が出てきます。

cookpad「料理」は主婦が、毎日行う生活の一部です。毎日のメニューを考えるのも大変です。そんなニーズにぴったりとはまったのがCookpadですね。

先程の魚介類を販売しているECサイトの話しに戻しますが、ECサイトとは別に、魚のレシピサイトを作ります。
ここで大切なのは、一部の商品に特化する事です。特化したサイトを作る事で、コアなファンが獲得しやすくなります。「今日のおかずは魚にしようかな、あっ『魚のレシピサイト』」を見よう」みたいな感じです。
また、最初から大規模なサイトを想定して作りこみを行なっても、人員の削減や予算カットなどで、レシピサイトの更新ができなくなってしまっては全く意味がありません。

そして、始めのうち、アクセス数がある程度安定するまでは、ECサイトと繋げるのは避け、一人でも多くの人が再訪問したくなるようなコンテンツを作って下さい。100個程度のレシピが公開出来れば、アクセスもそこそこ獲得出来る様になってきます。
この頃から、ソーシャルサービスを使って、ファンを増加させる取り組みを始めて下さい。また、レシピサイト←→ECサイトの関連性を持たせても良いと思います。

レシピサイトには、本当の意味でのファンが付いてくれるので、人気のレシピには、被リンクが集まりやすくなります。
その一部を利用した形で、ECサイトに発リンクをする事で、自社で操作可能なリンクができます。このリンクの良い所は、しっかりとアクセスも運んでくれる点です。元々ファンになった方ですので、購買率も高い事が期待出来ます。

あまり凝った作りをしなければ、数万円程度の予算でサイトは作れます。また、女性の社員さんがいるのであれば、オススメのレシピなどを教えてもらったりする事で、ネタが尽きるような事にもなりにくオススメの方法です。

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