WEBサイトの全体的なイメージが出来上がって来ると、「どんな名前のサイトにしよう?」というちょっとした悩みに突き当たります。
サイト名は、そのサイトが続く限り変わる事の無いのが一般的ですので、安易な名前にしてしまうと後で後悔する事になります。
サイト名は、ブランディングやソーシャルメディアで拡散されやすくする為にも、安易に決めずちょっと考えてみましょう。
短い方が良い
SEOを意識していると、1ページのタイトルはとても重みを持っています。
また、ブランディング面では、サイト名も検索結果に多く露出をさせる事で認知が広がる確率が上がりますので、ページタイトルは、【ページタイトル|サイト名】とするのが、良いと思います。
この時、後半の『サイト名』があまりにも長すぎた場合、ページタイトルを短くしなくてはならなくなります。
なぜかと言うと、検索結果に表示されるページタイトルの文字数は32文字です。
32文字を超えると・・・と表記されるので、ユーザーは見る事ができなくなります。
Twitterなどでシェアする時も、長すぎるタイトルは嫌煙される可能性があるので、メインのページタイトルに十分な文字数の余裕を持たせてあげるのが良いでしょう。
覚えやすいか
似たような名前のサイトが多い場合、ユーザーは、覚える事が出来ません。
覚えてもらう事は、サイト名で検索をしてもらったり、安心感を与えたりする効果があるので、無理にありきたりな名前にするメリットは無いと言えます。
SEOを意識しすぎると、「キーワード+専科」とか「キーワード博士」のようなネーミングになってしまいがちですが、アフィリエイトサイトでなければ、こういったタイトルも避けるべきです。
イメージが伝わるか
タイトルやロゴなどで、コンセプトを伝える事はとても効果のある方法です。
これらは、サイトタイトルのみで考える事は出来ず、サイトそのものまたは、企業そのもののコンセプトと一致させ一貫性を持たせる必要があります。
例えば、「働く30代の女性をターゲットにした雑貨店」というターゲットを絞ったサイトであれば、サイト名に硬い印象の感じは使わず、親しみやすいひらがな表記にする事も効果的かもしれません。
また、与える印象は書体でも全く変わります。
読み間違えしないか
英語表記は日本人にはあまり馴染みがありませんので、一瞬見ただけで何と書かれているのかがわからない人は多いです。
特に40代以上をターゲットにしたサイトであれば尚更です。
漢字の場合も注意が必要です。
難しすぎる漢字(旧字)や当て字など、万人が見た瞬間に何と書いてあり、何と読むのかが分からなければ、リアルの友達に紹介しようにも出来ません。
メインの商材サービスとの関連性
「イメージが伝わるか」と近いですが、例えば圧倒的な安さを売りにするのであれば、プライスなどがそれにあたります。
その単語でどういった事柄を連想するかをサイト名にしてしまう方法で、オフィス用品のカタログ販売で有名な「ASUKUL」は、『明日お届けする』と言う意味から来ていますし、サイボウズ株式会社は、社名でサイバーなイメージを連想しませんか?
ドメインが取得出来るか
企業のサイトなら独自ドメインを取るのは当たり前ですが、できれば、jpやco.jp、ne.jpなどのjpドメインを取得したい所です。
jpなどのccTLDが取得出来ない場合、個人でも安価に取得可能な.bizや.infoなどのトップレベルドメインとなってしまいます。
ドメインで商売をする訳ではありませんが、知ってる人から見ると、デザインの良いサイトであっても不信感が芽生えるかもしれません。