【2024年版】MEOとは?MEO対策の最新情報|必要な初期設定や上位表示のコツ・ポイントを解説

Googleマイビジネスは、2021年11月4日に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更されました。

近年Googleマップの利用率は高まり、多くの美容院・美容サロンでは、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を集客導線として活用されています。Googleのアップデートによって仕様が日々変更され、継続した運用/対策が重要です。

本記事では、Googleビジネスプロフィールの最新情報や必要な初期設定/予約・集客につなげるための上位表示のコツ/ポイントを解説します。

「これからMEO対策をしていく」「MEOについて知りたい」方だけでなく「既にMEOを運用している」「他では知らない情報を入手したい」方に向けて解説しますので、参考にしてもらえたら幸いです。

MEOとは?(Map Engine Optimizationの略)

既に「MEO対策をやっている」「運用している」などMEOについてご存知な方は先へお進みください。

MEO(Map Engine Optimizationの略)とは「マップエンジンの最適化」を指します。広義ではSEOに分類されることから『ローカルSEO』とも呼ばれています。近年のスマートフォンの普及によって検索ユーザーの行動は変化し、Googleのアップデートによって、店舗ビジネスを提供している美容院/美容サロンなどでは、Web集客として重要な施策となっています。

具体的には、Googleマップに掲載する店舗情報をGoogleのアルゴリズムに則って最適化することで、Googleマップの検索(ローカル検索)結果で表示される店舗の順位を上位表示させる対策になります。

スマートフォンを使用したユーザーの店舗検索は、今後も伸びることが予想されるため、競合店舗との差別化や集客に活用される店舗が増えています。

関連記事:国内初!美容業界特化MEO対策サービス

MEOとSEOの違い

MEOについて聞いたことがない方も「SEOは聞いたことがある」という方は多いのではないでしょうか。本章ではMEOとSEOの違いについて解説をします。既にご存知な方は先へお進みください。

前述したMEOは、GoogleビジネスプロフィールをGoogleマップの検索結果で上位に表示させる施策です。一方でSEO(検索エンジン最適化)は、Google検索の表示結果で上位に表示させる施策のため双方の対策は異なります。

MEOは『Googleビジネスプロフィールを上位に表示させる施策』であり、SEOは『WEBサイト』を上位に表示させる施策の違いになります。

また、表示場所も異なります。これまでのGoogle検索では、SEOが検索結果の上位に表示されていましたが、近年、上記画像のようにMEOのローカルパックがSEOよりも上位に表示されるように仕様が変更されています。

Googleマップの検索結果の順位の決定要素は3つ

関連性・距離・視認性の高さ

Googleマップで表示される店舗順はどのようにして決定されているのでしょうか。店舗の表示順位について解説します。Googleビジネスプロフィールの表示順位で重要なのは『関連性』『距離』『視認性の高さ(知名度)』の3つです。

関連性

『関連性』とは、ユーザーが検索したキーワードとあなたの店舗の関連性の度合いを意味します。

関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。

引用:「関連性」ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み

「エステ」と検索した場合、ネイルサロン/美容院ではなくエステサロンが表示されるのは、検索ユーザーが「エステサロン」キーワードとの関連性が高いとGoogleが判断して表示店舗を決めています。

そのためMEO対策では、検索ユーザーとGoogleビジネスプロフィールの関連性を高めることが重要になります。

距離

『距離』とは、ユーザーが検索された場所から「店舗までの距離」を指します。

距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。

引用:「距離」ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み

ユーザーが検索した際に、「今いる場所」から近くの店舗を優先的に表示しています。Googleは、位置情報を元に店舗を表示しているため、MEO対策ではコントロールができない範囲になります。位置情報とは下記画像の赤枠を指します。

MEO対策のひとつに、住所に関連するNAP※の設定があります。NAP情報の表記は全て統一することが重要です。

例えば、Webサイトやポータルサイトなどウェブ上に存在するサイトすべてが該当します。

NAP情報の表記を統一することで、Googleはそれぞれのサイト情報を、同一の店舗であると判断しGoogleビジネスプロフィールの評価を高めることができます。
※(NAPとは:Name、Addressee、Phoneの頭文字を取った略語)

NAPについてより詳しく解説

NAPとは、『Name(名前)』『Address(住所)』『Phone(電話番号)』の略語です。GoogleはWeb上の店舗情報を認識する上で重要な役割を担います。

仮に人が店舗情報を確認する場合であれば同一の店舗であることであるかを判断できますが検索エンジンは同一のものと認識することができません。

例えば
・「フォーデザイン株式会社」と「フォーデザイン(株)」
・「寺尾807」と「寺尾807-6」

そのため大文字/小文字だけでなく一語一句、NAP情報の記載を正しく記載することが必要です。

『距離』に関するMEO対策の豆知識

ユーザーが『近くの美容院』と検索した場合、優先的に近くの美容院が表示されます。一方で『地域+美容院』と検索すると、エリアで評価の高い美容院が表示されます。

『MEOで集客をしていきたい』『MEOをこれから始めたい』という方は、『地域』を含めた検索結果で上位表示を目指す対策をおすすめします。

フォーデザインにも、「美容院」「エステサロン」のキーワードで上位に表示していきたいというお問い合わせを多くいただきます。

『どのキーワードで上位に表示させるか』で集客は変わるため、上位表示後、集客につながりやすいキーワードをご提案しています。

視認性の高さ

視認性の高さとは、どのくらい店舗の知名度があるかを指します。

視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。

ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。

ヒント: Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています。

引用:「視認性の高さ」ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み

Googleはウェブ上の店舗情報や関連記事/リンクの情報量を元に『視認性の高さ』を判断しています。

『ブログやコラムで店舗が紹介されている数』や『SNSやポータルサイトのクチコミ』などを指します。

Webサイトの順位やSNSの引用なども評価基準となっており、Googleビジネスプロフィール以外での店舗情報を発信することは視認性の高さを高めることにつながります。

『視認性の高さ』はWebマーケティングにおいて、サイテーションと言われています。より専門的な施策が必要になるため、ネットリテラシーが豊富でない方は対策が難しい領域といえます。店舗で行うサイテーションの一例としてお客様にSNSでクチコミを書いてもらう。投稿してもらうことが視認性の高さを高める施策として考えられます。

MEOの特徴

MEOの特徴は、同じキーワードで検索した際、地域/場所によって検索結果で表示される店舗が違う点です。

例えば「近くの美容院」というキーワードを北海道で検索した場合と沖縄で検索した場合では、検索結果に表示される美容院は異なります。

Googleビジネスプロフィールに設定しているビジネス情報や検索されたユーザーの位置情報など様々な要因によってユーザーに適した検索結果を表示しています。

MEOで表示される店舗順位は、Googleがユーザーの検索意図を読み取って表示するため、想定しているエリアでの集客を見据えた対策が重要です。

費用の違い

Googleビジネスプロフィールは無料で掲載することができます。費用を掛けずに対策を行うことは可能ですが、対策期間や対策に関するノウハウは必須といえます。

そのため近年、MEO対策を代行して行う企業が増えています。MEO対策を行う企業によって対策費用はさまざまです。検索結果でホームページを上位表示させるSEO対策と比較した場合、下記の対策費用になります。

SEO MEO
月額費用 15万円以上 3~5万程度
効果がでるまでの期間 6ヶ月以上 1週間~3ヶ月

仮に、SEO対策を行う企業に依頼した場合、月15万円以上の費用が掛かります。一方でMEO対策を依頼すると月数万円で対策ができるため低コストで依頼ができます。

効果が出るまでに中長期的な時間を要するSEO対策と違い、MEO対策は早くて1週間程度で効果が表れるため即効性が高く、費用対効果が高い集客方法になります。

MEO対策会社・販売代理店ごとでも対策費用は異なる

前述した通り、近年MEO対策に取り組む店舗だけでなくMEO対策を販売する企業も増えています。

MEO対策を依頼する際は、比較検討出来るよう数社に問い合わせ『何を売りにしているか』『どんな対策をやってくれるのか』などサービス詳細を確認することをおすすめします。

中には悪質なMEO対策会社もいますので、入念な打ち合わせの上、対策を依頼するかの検討をすることをおすすめします。

MEO対策のメリット

MEO対策は、即効性があり費用対効果が高い集客方法ですが、MEOのメリットについて把握することで、対策に活かすことができます。

SEOよりユーザーの目に留まりやすい

「地域+業種(サービス)」のキーワードで検索した際、下記画像のようにGoogleマップが含まれるローカルパックは検索結果のWebページよりも上位に表示されます。

SEO対策で1位を目指すよりもローカルパック内で店舗を表示させることで低コストで認知/知名度を高めることができます。Googleのアップデートによって、地域キーワードを含む業種(サービス)を検索すると3店舗がGoogleマップと一緒に表示されます。

ユーザーは検索後、上から順に閲覧/クリックしていく傾向のため、上位に表示させることは、ユーザーの目に留まり店舗の集客につなげやすくなっています。

前述しましたローカルパックの他『ローカルABCパック』『ローカルスナックパック』2種類の表示があります。隠れている店舗を全体表示させたものを「ローカルファインダー」といいます。

・ローカルパック

「地域名+業種(サービス)」などのキーワードで検索した際に表示されます。パソコンで検索した場合、右側に「予約」「ウェブサイト」「ルート検索」と表示されます。スマートフォンから検索した際は、電話が表示されるようになっています。

ローカルパックは、ユーザーが検索した際のデバイス環境によって仕様が異なるため注意が必要です。

・ローカルABCパック

「コンビニ」や「薬局」といったブランド名やジャンル名などで検索した際に表示されます。主に「複数店舗があるチェーン店」などが挙げられます。ローカルABCパックの場合、店舗名の左側にABCで表記され、口コミや評価が表示されないのが特徴です。

・ローカルスナックパック

飲食店やサービス/娯楽などのカテゴリで検索した際に表示されます。写真やサ―ビスの一部が表示されるのが特徴です。

・ローカルファインダー

ローカルパックで上位3店舗が表示され『さらに表示』をクリックすると、その他の施設が一覧で表示される場合があります。このリストをローカルファインダーといいます。

SGEが今後のMEOを進化させる

MEOに限らずWEB業界では、AIを活用した取り組みが進んでいます。

MEO対策会社でも「投稿作成にAIを活用したり」「クチコミ返信をAIを活用して自動
で返信する」などの機能がツールに追加されています。

同じようにユーザーが見られる検索結果にもMEOの変化が出ています。例えば今年2023年3月からアメリカでGoogle SGEの試験実験が行われています。

下記画像は「ニューヨークのベスト寿司」と検索した際に表示されるローカルパックになります。5店舗のリスティング結果を含むローカルパックが自動的に生成されています。

(SGE(Search Generative Experience)とは、Googleが開発した新しい検索機能。生成AI(ジェネレーティブAI)による検索体験を提供し、Googleで検索されたキーワードの検索意図に沿った回答を自動で生成するものです)参考:Near Media「Google SGE: Meet the New Pack」

2023年9月には日本でもSGEの試験実験が行われています。今後は下記のような検索をした場合、検索結果(ローカルパック)に変化が出てくると想定されます。

・ブリーチの上手いスタイリストがいる美容院を教えて
・原宿でショートカットが得意なスタイリストを教えて

といった検索ユーザーに合わせた表示が変更される可能性があります。

見込みの高いユーザーに訴求が可能

MEO対策は、来店見込みの高いユーザーにアプローチできることがメリットです。

「地域+業種(サービス)」のキーワードで検索するユーザーは、『検索された地域でサービスの利用を考えている』来店見込みの高いユーザーといえます。

例えば『施術を受けるサービスが決まっていてどの店舗にしようか』と考えている状態です。

Googleマップの検索結果で上位に表示されることは、店舗を探しているユーザーに対して来店のきっかけを作ることができる施策になります。

来店を促すのに必要な情報を網羅できる

ユーザーが店舗に来店する(予約する)場合、電話発信や店舗までの道順を調べるといった行動を行います。

MEO対策を行うGoogleビジネスプロフィールでは、ユーザーがアクションを行うために必要な機能が備わっています。

口コミや写真/サービスなどを見てそのまま電話や経路検索ができるため、店舗情報を調べる手間が省け、来店に結び付けやすくさせることが可能です。

競合が少なく成果が出やすい

MEO対策は、店舗がターゲットとしている地域を対象に行う施策です。これから『対策を始める店舗』や『すぐに集客がほしい店舗』も対策内容によって短期的に集客を期待することができます。

これまで検索結果ではホームページを上位表示させるSEO対策が主流でしたが、上位表示されているサイトの多くは、ランキング記事やホットペッパーなどのポータルサイトがほとんどです。

中長期的に対策を必要とするSEO対策では、『対策を始める店舗』や『すぐに集客がほしい店舗』にとって、短期的な集客がしづらい対策になっています。

そのためMEO対策の場合は、「近隣で店舗を探しているユーザー」にアプローチができる対策のため、競合が少なく集客につながりやすい施策といえます。

MEO対策のデメリット

メリットの多いMEO対策もデメリットが存在します。デメリットを把握した上で、対策に取り組むことが大切です。

低評価のクチコミをもらう可能性がある

Googleビジネスプロフィールの設定を行うと、店舗情報を見られたユーザーからクチコミをもらう機会があります。

MEO対策では「お客様にクチコミを書いてもらう」ことも重要な施策です。高評価のクチコミを書いてもらえれば問題ないですが、なかには低評価のクチコミを書かれる可能性もあります。

低評価のクチコミは店舗のクオリティに関わるだけでなく、来店を考えているユーザーに対しても重要な判断基準になるため注意しなければいけません。

Googleのガイドラインに反した場合、表示されなくなる

MEO対策で『集客をしていきたい』『成功させたい』という方は、気づかないうちにGoogleのガイドラインに反した運用をしてしまっている店舗をよく見かけます。

ガイドラインに反して運用を行った場合、Googleビジネスプロフィールが検索結果に表示されなくなるため注意が必要です。

運用を行っていた対策内容が消えてしまうケースもあるため、Googleのガイドラインに沿って運用を行うように心掛けましょう。

MEO対策を行った店舗の成功事例

MEO対策についてはある程度イメージできた方も多いのではないでしょうか。実際にMEO対策を行うことで集客や売上につながるのかを紹介します。

下記事例は実際に弊社でMEO対策を行った店舗の売上数値になります。

フォーデザインでは、店舗に寄り添った対策や連携をおこなっているため、下記のような事例を掲載することが可能です。MEO対策を行っている企業の多くは、ツールの画像を利用して「検索数や閲覧数が〇〇%アップしました」という数値結果がほとんどです。当社は、実際に対策を行ってどのぐらい売上が上がったのかなど店舗との連携を軸に行っているため差別化を図っています。店舗に合わせたオリジナルな対策を出来ることが強みになります。それでは、成功事例をご覧ください。

成功事例①

2021年より対策を行っている美容院の売上数値になります。2021年に対策を開始し1年間の技術売上が26%アップしております。集客を行う施策として広告運用などは行っていないため、当社のMEO対策のみを行った結果になります。

成功事例②

2021年より対策を行っている美容院の売上数値になります。2021年に対策を開始し2年間の技術売上がMEO対策を継続的に行うことでアップしております。技術売上だけでなく、ネット予約数/サイト訪問数が向上しています。

MEO対策で上位表示させるポイント

Googleビジネスプロフィールにはさまざまな設定項目があります。MEO対策で上位表示するために必要な初期設定について解説します。

Googleビジネスプロフィール(店舗情報)の最適化

Googleビジネスプロフィールの店舗設定を最適化させることは必須です。

店舗(会社)情報を漏れなく入力

Googleビジネスプロフィールには、 下記の項目の設定があります。

・店舗名
・カテゴリ
・住所
・営業時間
・電話番号
・ウェブサイトURL
・ソーシャルプロフィール
・開業日
・属性等

店舗の正式名称で登録する

まず、正式な店舗名で設定を行います。店舗名にキーワードを入れて設定することはガイドライン上NGとなっています。

場合によっては、Googleビジネスプロフィールがアカウント停止になる可能性を高めてしまいますので注意して設定が必要です。

例えば「フォーデザイン株式会社」と設定する際も下記のような店舗名を設定してしまうとアカウント停止になる可能性があります。

・美容業界特化MEO対策 フォーデザイン株式会社
・フォーデザイン株式会社 国内初!MEO対策!
・一括集客サービス フォーデザイン株式会社

店舗名の設定では、キーワードを入れずに設定を行うことが必要です。

カテゴリには適した業種を入れる

カテゴリーとは、業種のことを指します。店舗に適したカテゴリを選択しましょう。

カテゴリーにはメインカテゴリーとサブカテゴリーの2種類、設定できる個数に違いがあります。メインカテゴリーは1つ、サブカテゴリーには9つまで設定が可能です。

Googleのヘルプページのカテゴリー表を参考に設定をすることもできます。

参考:Google 商品カテゴリ [google_product_category]

特別営業時間を登録する

Googleビジネスプロフィールには、営業時間のほか特別営業時間の設定ができます。特別営業時間の設定は「定休日」や「営業時間の変更」など通常営業と異なる場合に使用します。

設定された営業時間を過ぎると自動で「営業時間外」表示されるため、Googleビジネスプロフィールを見られたユーザーに営業時間を周知することができます。

初期設定では、使用することが少ないため、年末年始や夏季休暇などに活用することをおすすめします。

ウェブサイトURLを登録する

GoogleビジネスプロフィールにはWebサイトを登録することができます。

店舗のホームページやポータルサイトを自由に設定ができるため、見込み客をサイトに流入させる導線に使用します。

2023年10月最新情報:ソーシャルプロフィールの設定が追加

2023年10月には店舗情報に『ソーシャルプロフィール』の設定ができるようになっています。InstagramをはじめとするYouTubeやFacebookといったSNSのアイコンを表示させることができます。

表示場所は店舗リスティングの下部に表示されます。下記の画像のように表示されます。

補足として「手動で登録をしていないがSNSのアイコンが表示されている」場合があります。上記の場合、Googleが自動的にSNSのアイコンとGoogleビジネスプロフィールが同一店舗と判断した店舗のみ設定された形になります。

自動的に設定されないケースとしては『SNSアカウントの情報が適切でないか』もしくは『複数店舗を運営しているサロン』が挙げられます。

後者の場合、SNSアカウント内で複数店舗の情報を記載しているケースが多く、それぞれのGoogleビジネスプロフィールに手動で設定が必要です。

参考:Googleビジネスプロフィール ヘルプ: ソーシャル メディアのリンクを管理する

店舗の詳細情報を追加する

詳細情報では下記の設定が可能です。

・Wi-Fi対応
・テラス席あり
・バリアフリー
・使用できるクレジットカードの種類
・店舗にトイレがあるか
・女性経営者であるか


業種によって表示される情報は異なります。例えば「美容院」「飲食店」で表示情報は異なります。設定することで、ユーザーに店舗の詳細を知らせることができます。

ユーザーからのクチコミ投稿を増やす

Googleビジネスプロフィールの口コミは、ユーザーの名前/ニックネームで設定されたGoogleアカウントで口コミを投稿することができます。

ユーザーからの口コミ投稿は上位表示させるMEO対策において重要な要素です。口コミには星マークの選択(0〜5個)、コメントの記載/写真の追加が可能になります。

店舗に来店してない方も口コミを投稿できるのが現在の仕様です。Googleはアカウントのロケーション情報を元に来店されているかを確認することができるようになっています。

Google マップのコンテンツの信頼性を維持するために 2021 年に実施した取り組みの詳細は、以下のとおりです。

・9,500 万件を超えるポリシー違反のクチコミをブロックまたは削除しました。そのうち 6 万件以上は、新型コロナウイルス感染症 関連に基づくものです。

・ユーザーから直接報告された 100 万件を超えるクチコミを削除しました。

・自動検出システムの継続的な進歩により、不鮮明、低品質、コンテンツポリシー違反などを理由に 1 億 9,000 万枚以上の写真と 500 万本の動画をブロックまたは削除しました。

引用:Google Japan Blog: 2021 年に実施した Google マップ上の情報の信頼性を保つ取り組みについて 

どんな口コミが評価される?

口コミの件数も重要ですが、MEO対策の観点では、キーワードが含まれている口コミがより評価されやすい傾向です。

例えば美容室の場合、「カラー」「トリートメント」などが含まれた口コミです。

口コミを集めることで、MEO対策を行うだけでなく新規ユーザーに「評判の良い店舗」「人気な店舗」と良い印象を与えることができます。

2021年11月4日GoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールと名称が変わり、管理画面内のみで口コミ管理をしていましたが、サービス名称の変更後、検索結果の画面上で管理することができるようになりました。2022年7月にはGoogleマイビジネスアプリも停止になっています。

口コミの促進方法

最新の口コミ促進に使えるURL発行手順を紹介します。

「Google 口コミ」「MEO対策 口コミ」と検索すると、口コミを集める記事が表示されます。多くの記事は参考手順が古かったり、どれを参考にしたら良いか分からないと思います。下記を参考に口コミ促進をしてみましょう。

まず、オーナー登録しているアカウントで「店名」を検索すると「Google に掲載中のあなたのビジネス」としてGoogleビジネスプロフィールが表示されます。

表示後「クチコミを増やす」をクリックします。

クチコミを増やす

画面中央に表示される「クチコミのリンク」をコピーし使用します。ユーザーの手間を省くことで、クチコミ投稿しやすくなります。

クチコミのリンク

QRコードを作成したい場合は、Google検索で「QRコード作成」などで検索すると無料ツールが出てきますので、使いやすいツールを選択しQRコードを作成します。参考に下記URLを記載します。

参考:クルクルマネージャー「QRコード作成」

ブログやSNSで情報発信を行う

先述では「視認性の高さ」として『サイテーション』について述べましたが、ブログやSNSの発信はユーザーに店舗を認知させるだけではなく「視認性の高さ」の評価を上げるための対策として、MEOの重要な施策です。

FacebookやTwitter/Instagram/ブログなどで積極的に投稿を行うようにします。

注意点として、SNSとGoogleビジネスプロフィールの店舗名・住所・電話番号を統一することが必要です。

より評価を上げるためには?

MEO対策の観点でより評価を上げるためには、店舗の保有するSNSなどの発信だけでは評価が上がりづらい点が考えられます。評価を上げるためには、店舗が保有するアカウント以外でのアカウントで発信されているかが重要です。

例えば、お客様のInstagram、Twitterなどです。第3者のアカウントでも発信している場合はより評価が高めやすいです。

写真・動画を追加する

Googleビジネスプロフィールを見られたユーザーの目的によって使用用途は変わりますが、ユーザーは『どんな店舗なのか』『店舗の雰囲気』など店舗について知りたい方が多いのではないでしょうか。

第一印象で興味を持ってもらうために、Googleビジネスプロフィールの設定で店内やメニュー/スタッフなどの写真を設定することが重要です。

設定する写真の枚数には制限がないため、写真を追加するほどユーザーに「興味・関心」を与えることができます。

例えば、原宿でネイルサロンを探していた時に、ネイルのクーポンなどの写真だけでなく店内写真やスタッフ写真/サロンの外観などがあると想像しやすくなります。

最近では、動画を設定する店舗も増えています。メニュー写真だけでなくスタッフ写真や外観写真などユーザーが参考になる写真を設定することをおすすめします。

Google推奨の写真・動画サイズは?

設定する写真のサイズや解像度には、Googleが推奨するサイズがあります。

【写真のガイドライン】

・形式: JPG または PNG
・サイズ: 10 KB~5 MB
・推奨解像度: 縦 720 ピクセル、横 720 ピクセル
・最小解像度: 縦 250 ピクセル、横 250 ピクセル

【動画のガイドライン】

・時間: 最大 30 秒
・ファイルサイズ: 最大 75 MB
・解像度: 720p 以上

引用:​​https://support.google.com/business/answer/6103862?hl=ja

ユーザーからも写真が追加できる

口コミと同様にユーザーも写真を投稿することができます。(Googleが自動的にインターネット上の店舗と一致する写真に限り写真追加をすることもあります)

ユーザーは自由に「ネイルの施術写真」や「ヘアスタイルの写真」を投稿できる一方で、店舗に関係のない写真を投稿するユーザーも増えています。

これまでユーザーが投稿した写真は店舗が削除ができないようになっていましたが、Googleに削除申請を提出し承認された場合のみ削除できるようになりました。

店舗がGoogleビジネスプロフィールを管理しやすいように改善され始めています。

投稿機能を活用し最新情報を更新する

口コミや写真と同様に投稿機能の活用は重要な施策です。投稿には最新情報のほかイベント投稿/特典投稿と目的別に投稿を行うことができます。

下記のような投稿がおすすめです。

・最新情報・・・緊急な内容、新入荷商品など
・イベント・・・期間限定サービス、お得情報など
・特典・・・クーポン、セールなど

投稿することで、ユーザーに情報を見てもらいやすくなり来店するきっかけを作ることができます。投稿頻度はMEO対策の評価を上げるために必要な対策のひとつです。投稿機能を使った情報発信は定期的に取り組むようにしましょう。

関連記事:Googleビジネスプロフィール「投稿」機能の注意点とは?メリットとデメリットを解説

国内初!美容業界初のMEO対策(一括集客サービス)

フォーデザインでは、国内初!美容業界初のMEO対策(一括集客サービス)を提供しています。

ポイント1.インスタグラムへの投稿を他の媒体に自動で投稿

国内初となるインスタグラムの投稿内容をホットペッパービューティー/minimo/Googleビジネスプロフィールに自動で投稿が可能です。

インスタグラムの投稿を4時間ごとに1日6回に分けて、まとめて各連携先へ自動で投稿します。システム設定など難しい作業はありません。フォーデザインが設定を行い翌日にインスタ投稿するだけになります。インスタグラム写真を複数枚で投稿した場合、2枚目以降の写真も自動で投稿が可能です。

ポイント2.集客だけでなく投稿業務の削減ができる

一括集客サービスを活用することで、投稿業務の時間を削減をしながら集客の対策を行うことができます。

店舗スタッフの方は、インスタグラムやホットペッパーといった各媒体に日々投稿をしています。1日にたった10分の投稿作業を1年・2年と長期間で考えた場合、莫大な時間を投稿業務に費やしています。

インスタグラムとホットペッパーなどの投稿をそれぞれ行わなくてはいけないという先入観を覆すことができるサービスになっています。

一括集客サービスでは、利用率の高いインスタグラムとホットペッパー/ミニモ/Googleビジネスプロフィールといった媒体に自動で投稿できるため、投稿業務の削減や連携媒体の更新頻度を高められるサービスになっています。

ポイント3.継続率98.7%のMEO対策

フォーデザインではMEO対策を行うクライアント様の継続率が98.7%と対策内容に満足頂いています。

しかし以前は、成果報酬型※のMEO対策を行い、順位が上がらなければ費用が発生しないプランを提供していましたが、表示順位が上がっても集客につながらない店舗があり今ほどの継続率ではありませんでした。

店舗からは上位に表示されなければ費用が発生しないためリスクなく取り組める反面、上位に表示されたキーワードで集客できなければ、MEO対策の効果を実感することはできません。

そのため当社はMEO対策を店舗に合わせたオリジナルな対策を取り入れ、投稿業務の削減や売上/集客につながる対策を行うことで継続してサービスを利用頂いています。

※成果報酬型(Googleマップ上位3店舗に表示された場合、表示された1日分の費用を支払う料金体系)

関連記事:国内初!美容業界に特化したMEO対策(一括集客サービス)

MEOのよくあるご質問

MEOについてよくある質問になります。気にある点がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

MEOに適した業種を教えていただけますか?

店舗ビジネスを提供しているサービスであればMEO対策を行うことは可能です。フォーデザインのMEO対策(一括集客サービス)の場合、美容業界に特化しているため美容サロンの店舗であればより効果を実感頂けます。

連携先の制限は可能ですか?

連携の制限は可能です。インスタグラムとGoogleビジネスプロフィールのみに連携したいなどできます。

例えば下記のような設定が可能です。

・アカウントA・・・Googleビジネスプロフィールのみに連携

・アカウントB・・・ホットペッパービューティー・ミニモのみに連携

連携サービスのアカウントの設定など大変だったりしませんか?

フォーデザインがすべて設定を行いますので設定のお手間を頂いておりません。

そのため店舗は、設定が完了次第インスタグラムの投稿を行うだけになります。

お申込みからサービス開始まで、どのくらいかかりますか?

最短で即日もしくは1営業日にてサービスを開始することができます。

お申込書やアカウント情報をご共有後、サービス設定を行います。

MEOとは?MEO対策の最新情報:まとめ

Googleマップの利用率は高まりMEO対策(Googleマップで上位表示する施策)は店舗集客を行うためにとても重要な対策です。

店舗の設定によって近隣店舗との差別化をユーザーに発信することができるようになります。ユーザーの広告離れや購買行動の変化があるからこそ、Googleビジネスプロフィールの利用率は上がってきたのではないでしょうか。

またGoogle SGEなどAIを使用した取り組みが日本でも試験実験されるようになり、MEOの仕様にも影響すると考えられます。

まだまだMEO対策を行うことでの集客効果は続くと想定できるため、今回はMEO対策について最新情報だけでなく上位表示のコツやポイントについて解説しました。

MEO対策を行う店舗も増え、より高度な対策が必要となってきている今、MEO対策の早期導入で得られるアドバンテージを活かすことが店舗集客を安定化させる第一歩だといえます。