Googleマップで上位表示するために必要なサイテーションの重要性と方法

皆さんもご存知の方がいると思いますが、近年飛躍的にGoogleマップの認知度が高まっています。

その背景には、消費者のGoogleマップの活用と実店舗のサービス提供をGoogleマップで完結できる仕組みが向上しているからです。

そんななか、実店舗のサービス提供をGoogleマップに表示されるマイビジネス上で提供している実店舗が多くなりましたが、数ある実店舗がマイビジネスに取り組むと問題として考えられることは、より「見込み客」である消費者に一番に見てもらうことになります。

取り組まれているお店は、サービスの利用、来店、予約につなげるためには、あらゆる要素が必要になりますが、「まず一番に見てもらうこと」はとても重要になります。

上位表示するということは、店舗情報を見ていただくクリック率に大きな影響があります。

SEO(検索エンジン)では、近年検索結果上1位のクリック率は20%前後になります。仮に20%の場合、検索結果1位は消費者の10人に2人はクリックする想定になりますが、もし10位だったら50人中2人クリックすればいい数値です。

このSEOの情報から分かるように、いかに検索結果の上位に表示されることが重要かが分かると思います。

では、どのようにしてお店のグーグルマイビジネスを上位表示していくのか書いていきたいと思います。

実は、記事のなかでサッカーに例えて書いています。

僕は昔にブラジルへサッカー留学に行っていました。今でもサッカーが趣味です。

こういったマーケティングを趣味に例えると分かりやすい一面もあるのでここではサッカーに例えて紹介する記事になっていますので、楽しんで読んでもらえたらと思います。

それでは進めていきましょう。

サイテーションとは

Googleマイビジネスでは、上位表示するためのポイントとして「関連性」「距離」「知名度」がGoogleから公表されています。

情報や口コミ集めているけど上位表示されないと悩んでいいる実店舗の方は多いのではないでしょうか。

なぜ「上位表示」が上手くいかないのか、一つの原因はサイテーションになります。初めて聞く方もいると思いますので、「サイテーションとは」から書きたいと思います。

サイテーションってなに??

サイテーション(citation)とは、直訳すると「引用・言及」という意味があります。

MEO対策におけるサイテーションとは、Googleが、皆さんのお店のGoogleマイビジネスを「他のウェブサイト」や「ブログ」「SNS」などでどれだけ紹介されているGoogleマイビジネスなのかを収集し評価していることを指します。

「皆さんのお店が、インターネット上でどれだけ語られているか」と言い換えて考えてもいいと思います。

例えば、サッカーファンなら誰でも知っているようなバルセロナの「メッシ」やユベントスの「クリスティアーノロナウド」はインターネット上で話題になっていると思います。ですが、成長著しい、アヤックスのナジ・ユニュヴァルは「メッシ」や「クリスティアーノロナウド」に比べて話題になっていません。

ナジ・ユニュヴァルは、2020年1月にKNVBカップでスパーケンブルグと対戦したとき、PKキッカーはヤン・フンテラールに任されていたにも関わらず、16歳の彼は試合後半で得たPKを蹴らせてもらうようベテランフォワードに直談判を申し出たほどです。日本人では見ない光景です。

そんな日本人選手が出てきて欲しいのものです。(日本代表戦で本田圭佑が中村俊輔にFKを蹴らせてくれと直談判した光景に近いと思います)

サイテーションには、他のウェブサイトやブログ、SNSでどれだけ紹介されているかがとても重要になります。

サイテーション重要性と被リンクの違い

「初めてサイテーションを聞いた」「まだよく分からない」という皆さんは被リンクとサイテーションの違いもよく分からないのではないでしょうか?

被リンクとは、 外部サイトから自サイトに向けられたリンクのことを意味します。 基本的には、この被リンクをより多く獲得することでサイトの評価が上がり、検索順位が上昇しやすくなります。SEOを知っている方であれば聞いたことがあるでしょう。

結論からいうと、サイテーションはリンクではなく文字列になるので、被リンクとは明確に違います。

SEO対策でいうところの被リンクに近い部分はありますが、サイテーションの場合、リンクの有・無に限らず「あくまでも正確な情報が記載されているか」という点が重要となっています。

例えば、日本の香川真司は当時ドルトムントでゴールを量産しました、その香川真司はドルトムントでの活躍を評価され、イングランドのマンチェスターユナイテッドに移籍しましたが、そこでは、ゴールに絡むプレーは少なくなりました。

チームよって戦い方が違うのもありますが、それからの香川真司は、ペナルティエリア内の決定的なプレーよりも、ゴールに直結する前のパサーの位置でのプレーが目立つようになりました。それは、日本代表での試合でも同じです。

年を重ねることにプレーの幅が増えたり、環境に合わせてプレースタイルを変える選手は多く見ます。

こういったサッカーに例えた場合、決定的なプレーをする香川真司はここでいう「被リンク」を言い、ゴールに直結する前のパサーの香川真司は「サイテーション」と考えるのがベストでしょう。

SEO対策で被リンクといえば、外部サイトから自分たちのウェブサイトにリンクを貼ってもらう必要がありますが、サイテーションではリンクを貼られなくても言及されるだけで効果があり検索順位にも影響があると言われています。

リンクが貼られている必要はないですが正確に記載されていないとサイテーションとして評価されないため注意が必要です。

サイテーションの重要な要素

サイテーションの重要性は、ここまで読んでいただくと分かってもらえると思いますが、具体的な要素がありますので、書きたいと思います。

評価としてみなされる重要な要素は、「NAP」と呼ばれる「店舗名(Name)」「店舗の住所(Address)」「店舗の電話番号(Phone)」になります。これらの頭文字を取ってNAPと呼ばれています。このNAPが重要になります。

例えば、「フォーデザイン株式会社」のNAPは、店舗名が「フォーデザイン株式会社」住所が「〒350-1141 埼玉県川越市寺尾807」電話番号が「050-5359-5168」です。これらが正確に第三者サイトに記載されて1つのサイテーションとして評価されます。

もし、お店のNAPが他のWebページで間違って記載されていたらサイテーションとしてみなされることはありません。

サイテーション元のWebサイトの評価が高いとGoogleからは高く評価される傾向があります。

サイテーションの効果

現時点では、Googleから明確な発表がないもののサイテーションは被リンクと同じようにSEOに効果があると考えられています。

Google の Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏は、米ダラスで開催された State of Search 2017 カンファレンスの Q&A セッションで以下のようにコメントしています。

あなたのサイトがインターネットでどのように受け取られているかが、今日(こんにち)では重要だ。
たとえば、ソーシャルメディアでどんなふうに言われているかを Google は見ている。

Google の Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏はSEOに携わっている方には、もっとも有名な方になります。

サッカー選手では有名なペレやジーコが当てはまるでしょう。

被リンクが明示的なものに対してサイテーションは暗示的なものになります。

Googleマイビジネスでは検索対象が実在の店舗・場所になるので、引用・言及する際にリンクを使えるとは限りません。

そのため、サイテーションが評価対象になっていると考えられます。

サイテーションを獲得することで、Google Map検索で競合より上位表示される可能性が上がり、見込み客を増やすことに繫がります。

サイテーションの確認方法

ではどのようにサイテーションを確認取るのでしょうか。さまざまな方法で確認することができますが代表的な方法を2つ紹介したいと思います。

サイト名をグーグルで検索

1つ目は、Google検索を使った方法です。
検索ワードに自身のサイト名、店舗名を入力し「”サイト名(店舗名)”」ダブルクォーテーションで挟みます。さらに完全一致に指定した上で検索を行えば、サイテーションを確認することが可能です。

上記の書式で検索した場合、検索結果には自身のサイトや店舗へのサイテーションのみが表示されます。

SNSでエゴサーチ

TwitterやInstagram、Facebookなどでエゴサーチをしてサイテーションを確認する方法です。

単純に自身の店舗名、サイト名で検索し、どれくらい言及されているかを確認します。

ちなみにTwitterのサイテーションは、綿密にチェックする必要があります。
TwitterはInstagramやFacebookよりも匿名性の高いSNSになります。そのため、誤解を恐れない悪いサイテーションが投稿されやすい環境になります。

悪いサイテーションを把握したらそれを無効化するような施策を取ることが可能です。

効率が良い確認方法は「Yahoo!リアルタイム検索」でエゴサーチすれば、TwitterとFacebookのサイテーションを同時に確認する方法があります。

エゴサーチとは、検索エンジンなどを使って自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名を検索し、インターネット上における自分自身の評価を確認する行為のことである 。略してエゴサともいう。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81

サイテーションを獲得するには

確認できたら、皆さんはどのようにサイテーションを増やして獲得してばいいのか方法が気になると思います。

サイテーションを獲得するための具体的な施策を3つ書いていきたいと思います。

SNSでエゴサーチする

「サイテーションの確認方法」でもすでに触れていますが、Googleの検索エンジンは、良いサイテーションが多く、なおかつ、悪いサイテーションの少ないサイトを上位表示します。

常に良いサイテーションが得られるようなコンテンツやサービスを提供する必要があります。
悪いサイテーションがあるならば、再発を防止するため、コンテンツやサービス内容を見直すことも重要になります。

例えば知り合いに「報酬と引き換えに口コミを投稿してもらう」などの方法があります。
しかしGoogleは、こういった行為に対してペナルティを課す可能性があります。ペナルティの可能性はリスクとして認識しておくことが重要なので、適切なクチコミの依頼をお客様にしましょう。

特別キャンペーン、特別料金、特典などを過度に強調する。たとえば、「すべて 50% 引き」、「人気のベーグルを 5 ドルで販売」などのフレーズは使用できません。

引用:https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja

基本情報をマークアップする

SNSによるサイト名や店舗名の拡散はサイテーションを獲得する上で非常に重要になります。

TwitterやInstagram、Facebookなど使えるSNSはいくらでもあります。拡散する際には、自身のサイトやお店と関連性の高いワードを盛り込んでおけば、より効果的です。

特にInstagramでは数多くのハッシュタグを盛り込むこむことができます。

お店の周辺の駅名などをハッシュタグ化しておく方法があり、関連性の高いワードを盛り込んでおくことでコンテンツが参照される可能性が高まります。

上手くいけば、コンテンツを見られた消費者がサイテーションを発生させることもあり得るかもしれません。

また、店舗名を拡散する場合はかならずNAPを添えておきましょう。なぜならそれ自体がサイテーションになるからです。

情報メディアに掲載

サイト名や店舗名は一目見ただけで記憶に残り、かつ短いものであるのが理想です。理由は、そのお客様がサイテーションを得やすいからです。

サイテーションを獲得するには、お客様にお店(店舗名)を認知してもらうことが必要になります。

そのため、店舗名は印象的で短くて覚えやすいネーミングが良いというわけです。サイト名や店舗名は短いほどユーザーの負担が少ない分、サイテーションを獲得しやすいです。

事前に知らないと失敗する2つの注意点

サイテーションについて確認や獲得する方法について紹介しました。今からでも取り組むことができますが、取り組む前に知っておくべき注意事項があります。

あらかじポイントを書きますので、サイテーションに取り組む前に覚えておきましょう。取り組んでから忘れてしまうことがあります。その場合はブックマークなどしておくと便利です。

NAPの記載は「半角」で!!

NAPとは「名前」「住所」「電話番号」を指します。

GoogleマイビジネスのNAPとWebサイトやSNSで掲載されるNAPを一致させる必要があることは前述しましたが、大事なことは、単語の部分だけでなく「半角or全角」も重要になります。単語と「半角」で統一することでサイテーションの影響を最大化できます。

逆に一致していないNAPは、サイテーションの効果は十分なものにならない可能性があり、もしお店のサイテーションで表記が間違っているものがあれば修正を早急にしましょう。

悪影響を及ぼすサイテーション

良い評価をしてくれているサイテーションはプラスの働きを与えてくれますが、悪い評価をしているサイテーションの場合、マイナスの影響を及ぼす可能性があります。

訪問してくれた人たちに悪い評価を下されないように提供するサービスには力を入れることをおすすめします。

重要なことは、悪い評価をそのまま放置するのではなく、可能な限り評価をされたお客様への対応をしましょう。「貴重なご意見ありがとうございます。○○の改善に努めさせていただきます」など返信することで、その口コミやサイテーションを見られた他のお客様へプラスに働きます。

結果、熱心に対応するお店として好印象に変わりますので、一人のお客様を大事にした対応をしていきましょう。

まとめ

今回の記事ではGoogleマイビジネスで上位表示するためのポイントである「関連性」「距離」「知名度」の「知名度」にあたるサイテーションについて書きました。

読んで頂いた皆さんには「これから何をすれば」上位表示に関係するのかが明確に分かってもらえたと思います。

サイテーションとはどういうものなのか。何をして、何に注意しなければいけないのかを分かった皆さんは今から取り組むことができるはずです。

このサイテーションは、早く始めるだけ得をします。口コミと同じで時間もそれなりに必要だからです。

第三者に書いてもらう時間は「いつ書いてもらえるか」分かりません。

常に更新、確認をして、サイテーションの獲得に努めましょう。

単なるサイテーションを集めるのではなく、ご来店されたお客様への接客を大事に日常の営業に活かしてください。

いち早く取り組みは始められた方が、Googleマイビジネスで成功する一歩を踏みだしたと言えるでしょう。