スマートフォンの普及によりネット検索をすることで「今調べたいこと」をスマートフォンで簡単に調べることができる時代です。
FacebookやInstagram、TwitterとSNSを利用する消費者が増えたことで、新しい情報をリアルタイムで消費者は得ることができます。
その背景もありネットで「サービス・商品」の利用(購入)するお客様が非常に多くなったと考えられます。ですが、お客様は単に情報を見てアクションを起こすのではなく、来店されるお客様は第三者のクチコミを見て利用(購入)するかを判断しています。
弊社は、ホームページ制作やMEOサービスを提供している会社ですが、ここではクチコミの重要性とGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)でできるクチコミ対応について書いていきたいと思います。
Googleマイビジネスではお客様が投稿できる「クチコミ」機能があり、多くのクチコミを集めることで、Googleマップで検索されたお客様へ近隣のお店よりも一番にお店の情報を見てもらえる施策ができます。
そんなGoogleマイビジネスで「クチコミを増やしたい」「クチコミ機能を活用したい」と考えている皆さんに記事を書きましたので参考にしてもらえたらと思います。
クチコミの重要性とは
サービス(商品)購入時のクチコミ効果
上記のグラフは「商品やサービスの購入時に、参考にする情報源として有効なものは?」というアンケートの調査結果になります。
1位は「テレビ」2位に「口コミサイト」3位に「企業や商品ブランド等のウェブサイト」4位に「SNSの投稿・写真」という並びになっています。
上位4つの参考にしている情報源のなかで、2位「口コミサイト」や4位「SNSの投稿・写真」の情報がもっとも消費者の購買行動に影響を与えていることが分かると思います。一方、1位は「テレビ」でやはり影響力は大きいことがわかります。今だにマス広告の影響力は強いと考えられます。
アンケート結果から分かることは「クチコミって重要」というですが、一番参考にしてもらいたいことは「クチコミやSNSが、従来型のマスメディアとおなじくらい大きな影響力を持つようになってきている」ということです。
SNS、クチコミがあったほうが良いではなく、無くてはダメな時代になってきているということです。
口コミ(2007年)とSNS時代(2013年)と比べて
マスメディア | WEB(前期) | WEB(後期) | SNS時代 | |
2000年以前 | 2000年〜 | 2007年〜 | 2013年〜 | |
情報 | 情報を受信 | WEBで探す | クチコミを見る | 共有する |
お客様の思考 | これまで知らなかった | 探していた内容が見つかる | 第三者が良いと言っている | この人が良いと言っている |
上記は、メディアで情報発信の歴史とお客様の情報の受け取り方の変化をまとめたものです。
ご存知な方も多いと思いますが、WEB時代の前はマス広告時代でありお店や企業の情報をお客様はマス広告を通じて情報を受け取りサービス利用や購買につながっていました。
ですがWEB時代(前期)では、インターネット上に情報を掲載しておくと、お客様は検索して情報を探し、見つけるというプロセスで情報を受け取るようにお客様の購買に変化が出てきます。
WEB時代(後期)になって「クチコミ」が出始めます。クチコミサイトなどが浸透し「みんな良いと言っているから買う」という時代に変化します。
SNS時代では、お客様が情報の発信者になり相互に情報共有するようになります。情報の受け取り手は「この人がいいと言っているから買う」というようになります。「誰が」発信した情報かというのが重要視されるようになります。
このようにWEBやSNSの登場により、お客様の情報の受け取り方が変化し、それに伴い購入者が購入に至るプロセスも大きく変化してきました。
ではより詳しくクチコミマーケティングとはどういうものなのかを見ていきましょう。
クチコミマーケティングとは
クチコミについての定義は下記になります。
口コミ(くちこみ、クチコミ)とは噂のうち物事の評判などに関すること。大宅壮一の造語の一つ。マスコミとの対比で生まれた言葉であり、「口頭でのコミュニケーション」の略とみられる。本来は小規模なコミュニケーションであったが、インターネットの発達で影響力が大きくなった。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E3%82%B3%E3%83%9F
クチコミとは「口頭でのコミュニケーション」の略になります。
クチコミを作るということは噂を作るということ。最近では、この口コミを使ったマーケティング手法のことを「バイラルマーケティング」と呼んでいます。
バイラルマーケティングとは下記のような定義があります。
口コミを利用し、低コストで顧客の獲得を図るマーケティング手法である。 情報の広まり方がウイルスの感染に似ることから、「ウイルス性の」という意味の「バイラル」の名を冠している。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
クチコミマーケティングとは具体的に何をするのか?
クチコミマーケティングでは、具体的に何をするのでしょうか。クチコミマーケティングには、バズマーケティングとバイラルマーケティングの2種類あります。
バズマーケティングとは、口コミを意図的に増大させる企画をして、短期的な爆発を狙う手法です。
クチコミを増大させるために、SNSを利用した拡散キャンペーンやインフルエンサーとの提携などを企画するマーケティングになります。上手くいけば、短期間で一気にクチコミを拡散させることが可能ですが、一時的な爆発で終わらないよう新規で獲得した顧客との関係を維持することに努めなければなりません。
バイラルマーケティングは、クチコミの拡散に期待する点ではバズマーケティングと同じですが広まり方がことなります。
既存顧客を狙い自然にクチコミが広まるように仕向けるのです。
バズマーケティングのように短期間で結果を出すのではなく、中長期的に顧客を増やしていく形となります。
自然発生的な拡大を狙うためにサービス(商品)の質を高め見せ方や広告などのプロモーションを企画するなど戦略を練る必要があります。
Googleマイビジネスではバイラルマーケティング寄りの視点になります。
クチコミマーケティングで3つの重要ポイント
クチコミマーケティングが広まった背景とクチコミの重要性は分かって頂いたと思います。
ではどのように始めたらいいのか詳しく見ていきましょう。
企画のコンセプトを明確にする
クチコミマーケティングに始める前に、コンセプトを明確にすることが重要です。まずは「誰に、何を、何のために」などを具体的に定めることで、お店のコンセプトをはっきりさせましょう。
もちろん、良い口コミを広めるためにはサービス(商品)そのものがお客様にとって役立つものでなければなりません。
場合によっては、紹介したいサービス(商品)の本質的な価値までさかのぼって考える必要があります。
ターゲットを設定した上で、ターゲットにマッチした企画を作り上げることが大切です。
クチコミが拡散しやすい仕組み作り
サービス(商品)が優れていれば時間はかかるかもしれませんがクチコミは自然に広がります。一方で、優れたサービス(商品)でも何もしなければ状況は変わりません。
サービス(商品)に満足してもらうだけでなくお店側が積極的に働きかけ「クチコミを書きたい」という心理状態にまで誘導する必要があります。
消費者がクチコミを行う心理は「尊敬・評価」「理想のコミュニティ実現」「返報性」という欲求からきておりクチコミを増やすには消費者の心理やメリットに訴えて、自然とクチコミを広げやすくする仕組み作りが大切です。お店のなかには、特典や報酬を与えることで返報性の法則が働き、クチコミをもらいやすくするという方法をしているお店もあります。
ですが、特典や報酬を与えてクチコミを獲得する方法はGoogleマイビジネスではペナルティになる原因なります。
正しいクチコミの獲得をする必要があります。
集客までの導線を設計する
クチコミマーケティングで企画する際は、ただ拡散させるだけでなくいかにサービス(商品)を利用したいと思わせるかがポイントです。例えば、SNSでクチコミを拡散させることに成功したとしても、そのクチコミを見た人の購買意欲を高められなければクチコミの力は発揮できません。
クチコミを見た人にアクションを起こしてもらえるように集客までの動線を企画段階で設計することが大切です。
クチコミマーケティングの注意点3つ
ステルスマーケティングにならないように注意
クチコミを増やし顧客を獲得するためにステルスマーケティングをひそかに行う企業が存在します。
ステルスマーケティングとは、消費者に広告と明記せずに隠して、非営利の好評価の口コミと装うことで、消費者を欺いてバンドワゴン効果・ウィンザー効果を狙う宣伝手法。ヤラセやサクラなどもこの一例に分類される。 英語圏ではアンダーカバー・マーケティングと呼ばれるゲリラ・マーケティングの1つ。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
本来、口コミマーケティングは、第三者の客観的な口コミが広がるからこそ信頼ができるものです。お客様の口コミを偽ってステルスマーケティングしていることを知られるとお店の印象が悪くなります。また、インフルエンサーに宣伝を依頼するケースも気をつけなければいけません。
インフルエンサーが自らクチコミを投稿するのは問題ありませんが、お店から宣伝の依頼をする場合は必ず「PR」や「宣伝」の文字を明示しておく必要があります。お客様が誤解をしやすい情報発信の仕方になってしまうため避けた方が賢明です。
協力者とのミスマッチを避ける
クチコミマーケティングは、インフルエンサーやライター、制作会社など協力者の力を借りて行う場合があります。コンテンツを作成したり情報発信を依頼するなど、協力者の力を借りること自体は問題ではありませんが、協力者の価値観・ブランドイメージ・フォロワーとお店のサービスがマッチしているかどうかを事前に確認が必要です。
双方のコンセプトがミスマッチである場合、ブランドイメージ毀損のリスクが出てきます。情報発信やコンテンツ作成を協力者に任せきりにせずに企画意図や手法を伝えておきましょう。
反応のシミュレーションをしておく
拡散されるクチコミは良い評判もあれば悪い評判もあります。特に、匿名性の高いSNSは様々なユーザーが率直な意見を言いやすい場所になっています。
誤った認識によって予想外の批判が返ってくることもあるため、SNSアカウントの運用は特に注意が必要になります。
対応次第ではブランドに対する不満を解消させ良い印象に変えることも可能です。クチコミマーケティングとはどういうものなのかが分かったところで、Googleマイビジネスについて書いていきたいと思います。
Googleマイビジネスとは
Googleマイビジネスとは「お店の情報を登録でき、Google検索やGoogleマップでその情報を表示させることができるGoogleの無料ツール」になります。これは、Googleマイビジネスのヘルプページで説明されている内容です。
Googleマイビジネスは、Google 検索や Google マップなど、さまざまな Google サービス上にビジネスや組織などの情報を表示し、管理するための使いやすい無料ツールです。
引用:https://support.google.com/business/answer/3038063?hl=ja
Google検索やGoogleマップのユーザーに皆さんのお店をアピールすることができます。
GoogleのCMを見たことがありますか?
Google検索とGoogleマップの表示例
Googleマイビジネスの表示は3パターンに分けられます。
Google検索での表示のされ方
Googleマイビジネスにお店の情報を登録すると、Google検索の検索結果ページに上記画像右側にパネルで表示されます。
このパネルのなかにある情報がGoogleマイビジネスに登録した情報です。
検索結果画面上に表示
Googleマップでの表示のされ方
Googleマップでの表示例です。
店舗名を指さない間接的な検索キーワードの場合、上記左部分にそのエリアにあるお店がいくつか表示されます。
直接その店舗名を指す検索キーワードのときの表示例になります。
Googleマイビジネスでできること
Googleマイビジネスでできることは下記の5つです。
- 店舗の写真を掲載できる
- 口コミの管理・返信をできる
- リアルタイムの情報を発信できる
- 分析情報を閲覧できる
- 無料のWebサイトを作成できる
になります。
店舗の基本情報を掲載
Google検索やGoogleマップにビジネス名・電話番号・住所・営業時間・ホームページURLなどの基本情報を掲載することができます。
店舗の写真を掲載
店舗の外観・内観・メニュー・商品などを掲載して、魅力をアピールできます。
口コミの管理・返信
ユーザーが書き込んだ店舗の口コミを管理したり、その口コミに対して返信したりすることが可能できます。
リアルタイムの情報を発信
店舗でおこなわれているキャンペーン・イベント・クーポンなどの情報を掲載することができます。タイムリーな情報を発信が可能になり、お客様の関心を高められます。
分析情報を閲覧
検索数・閲覧数・アクション数(着信件数、ルート検索、ウェブサイトへのアクセス数)などの数値をチェックが可能になります。
無料のWebサイトを作ることができる
「Googleウェブサイトビルダー」という機能により、Googleマイビジネスに記載してある情報を元に簡易的なホームページを作成することができます。Googleマイビジネスとクチコミマーケティングについて書きましたが、双方のメリットデメリットについて紹介しますので読んでもらえたらと思います。
クチコミマーケティングのメリットデメリット
重要な2つのメリット
消費者に受け入れられやすい
クチコミマーケティングは、お店からの一方的な情報発信ではなく、お客様によるクチコミを最大限に活用する手法です。
お店が出稿する広告は、お店にとって都合の良い情報ばかりになりやすいため、表現の仕方によってはなかなか信頼してもらえないことがありますが、クチコミは客観的・中立的な意見もあるためお客様にとって信頼性が高いとされています。
特にSNS上での知り合いや好きなタレントなど、自分にとって身近な人や興味がある人のクチコミは、受け入れやすい傾向になります。
新サービス(商品)のプロモーションをする際は、購入を検討しているお客様のために裏付けとなるクチコミを用意することで信頼度も高まり購入率アップが期待できます。
多様なチャネルを活用できる
クチコミは、様々なルートで拡散されていくものです。
多様なチャネルを利用できるため訴求力を強めたり、従来であれば取りこぼしていた客層にも訴求できる可能性があります。
対面(フェイスtoフェイス)や、SNS、クチコミサイト、個人ブログなどルートの種類は豊富です。数多くのチャネルから情報を拡散していくことで、お店が従来アプローチできていなかった客層への認知もできる可能性があります。
注意が必要な2つのデメリット
お店の印象を悪くする
実際に成功する事例ばかりではなく、なかには失敗しブランドイメージを損ねてしまうことがデメリットとして考えられます。例えば、Twitterで大量のリツイートをしたり有名人を使ってあからさまな宣伝狙いのコメントのやり方はお客様に悪印象を抱かせる可能性が高くなります。
炎上のリスクが強まってしまうため、作為や押し付けといった面が強すぎると逆効果になります。
クチコミをコントロールできない
クチコミは、予想を超えた規模で拡散してしまうこともあります。クチコミの特性上、プラスに働くこともありますが、逆効果になることも少なくありません。
例えば、リツイートの数に応じて割引が得られるといったようなキャンペーンの場合、予想をはるかに上回る参加があれば多額のインセンティブコストがかかってしまうことがあります。
拡散の規模を予想することは極めて難しく、時には広まりすぎることでデメリットをもたらします。
Googleマイビジネスのメリットデメリット
次にGoogleマイビジネスのメリットデメリットになります。
重要な4つのメリット
Googleマイビジネスのメリットは4つです。
- お店の「正しい情報」を管理できる
- お客様と交流できる
- 差別化のできる魅力をアピールできる
- 無料で集客ができる
になります。
お店の「正しい情報」を管理できる
Googleマップには第三者(ビジネスに関係のないユーザー)でも情報を登録できる機能があります。第三者が情報登録することは正しくない情報が掲載されるリスクが高まります。
Googleマイビジネスは第三者が直接の情報登録を認めていないためお店で管理でき、正確な情報をお客様に見てもらえる環境を作ることができます。
お客様と交流できる
ユーザーからの口コミや質問などを通じてサービスの要望また何が悪かったかを把握することができます。お店のサービス改善に活用できます。
差別化のできる魅力をアピールできる
お客様に来店してもらうためにお店の強みをアピールすることができます。Googleマイビジネスでは、写真の掲載やイベント・キャンペーン情報の配信ができるので近隣のお店との差別化を図ることができます。
無料で集客ができる
GoogleマイビジネスはコストをかけずにGoogle検索やGoogleマップで自社をアピールすることができます。
費用をかけずに集客活動ができるところもGoogleマイビジネスのメリットです。
注意が必要な2つのデメリット
Googleマイビジネスでのデメリットは2つです。
- 口コミがすべて公開される
- Google検索で表示される写真を指定できない
になります。
口コミがすべて公開される
Googleマイビジネスで投稿された口コミはすべて公開されます。そのため、ネガティブな評価が書かれてしまうリスクがあります。
Google検索で表示される写真を指定できない
Google検索とGoogleマップに表示される赤枠の写真は指定することができません。表示される写真がGoogleのアルゴリズムによって変わるしくみになっているためです。
クチコミを集める媒体選びが重要
良いクチコミの集め方として挙げられるのは主に以下の7つです。
- お客さんに書いてもらう
- 過去のお客さんにメールで返信してもらう
- Google(グーグル)に投稿してもらう
- クチコミサイトを活用する
- SNSの利用(Facebook・Twitter)
お客様が「ストレスなく書いてもらう方法はどれが良いか?」を考え、より多くのクチコミを集められるように工夫しましょう。
1.その場でお客さんに書いてもらう
「その場でお客さんに書いてもらう」が最も簡単で確実な方法です。例えば、
- 施術を受けてもらった後
- 商品を使ってもらった後
- 料理を食べてもらった後
などです。
サービス後にアンケート用紙を渡して記入してもらえば、確実にクチコミを集めることができます。お客様のなかには時間がない人もいます。その場合は後日ゆっくり記入できるようにクチコミのページをQRコードで読み取れるようなカードを渡したり他の方法を案内しましょう。
お客さんにメールで返信をもらう
サービスを受けた直後にその場でクチコミを書いてもらうのが難しければ、後日メールで書いてもらいましょう。
過去にサービスを受けてもらったお客さんに依頼しても良いでしょう。ですが、お客様のほとんどは、直近のクチコミを重要視します。
そのため、直近で来店されたお客様のクチコミを集めるよう取り組みましょう。
Google(グーグル)に投稿してもらう
良いクチコミの集め方の3つ目は「Google(グーグル)に投稿してもらう」ことです。
何かわからないことがあるとGoogleで検索することは今や常識ですが、そのGoogleのお店のマイビジネスページにはクチコミ機能があります。
クチコミの定番である食べログやホットペッパーよりも先に表示されるので、影響は大きいと考えられます。もし、あなたのサービスを利用したお客さんでGoogleアカウントを持っている人がいたら記入してもらうよう依頼してみましょう。
Facebook(フェイスブック)
良いクチコミの集め方の5つ目は「Facebook(フェイスブック)」です。
Facebookは個人で使うSNSのイメージがありますが「ビジネスページ」といってお店(事業者)専用のアカウントを作ることもできます。
お店のサービスに関するページを作りお客様に呼びかければクチコミを書き込んでもらうことが可能です。
Facebookの他に「Twitter」が良いクチコミをあつめることができます。あなたのサービスに関するアカウントを作成し、たくさんのお客さんにフォロワーになってもらえば、ツイッター上でクチコミをつぶやいてもらうことができます。
Twitterの良いところは「拡散」してもらえることです。例えば、Aさんがつぶやいた口コミは、そのお客さんのフォロワーBさんにも表示される仕組みになっています。
さらにBさんがその口コミをリツイートをすれば、BさんのフォロワーCさんにも表示されます。
このように「ねずみ算式」に拡散していくので新規顧客獲得が期待できるのです。
お店によって、活用しやすい媒体はことなりますが、それぞれの特徴を活かして利用することで相乗効果につながります。上記で説明した媒体の中で、Googleマイビジネスについて詳細を書いていきたいと思います。
弊社ではMEOサービスをやっていますが、現在飲食店、美容室、お店を展開している経営者に好評でしたので詳しく知ってもらえたらと思います。
Googleでクチコミを集める理由
近隣のお店で一番に店舗表示できる
お店のGoogleマイビジネスで上位表示される施策としてクチコミを獲得し、評価をあげることが必要です。例えば「川越 美容室」では上位表示されないが「川越 美容室 カットカラー」でお店が表示されたりします。
Googleマイビジネスでクチコミを獲得することで近隣のお店よりも一番に情報を見てもらえることになりGoogleマップの経路案内を利用して来店につなげられます。
クチコミの信頼性はクチコミサイトよりも上
「クチコミを集める媒体選びが重要」で紹介しましたが、クチコミサイトとは違って、Googleのクチコミはアカウント登録された方が投稿できるクチコミのため信頼性が格段に上がります。
適切な投稿のみが許可され、ルールを守れない方のアカウントを停止したりできるのがGoogleになります。また多くの飲食店や美容室のお店では、いまだ食べログやホットペッパービューティーなどのクーポンサイトでクチコミを集められている傾向になります。
お客様はポイントを付与して書いてもらったクチコミとポイントを付与されるがアカウントを公開しているクチコミだとどちらを信用しますでしょうか。ほとんどの方が後者だと思います。クチコミの信用性からみてもGoogleマイビジネスのクチコミはこれからさらに飛躍することでしょう。
近隣のお店の中で一番の印象を持ってもらえる
近隣のお店の中で、一番良い印象をもってもらえることです。実際、Googleマップでお店を見ていただくとまだまだ力を入れていないお店が見受けられます。
すでに取り組まれているお店と比較してみると情報の充実さは一目瞭然です。この時点で「来店されるような今すぐ客」をGoogleマイビジネスに取り組まれていないお店はお客様を取り逃がしています。
そのため、クチコミを集めるにしてもGoogleマイビジネスを始めるにしても、早く始めることにこしたことはありません。
Googleマイビジネスでクチコミ集める方法
Googleマイビジネスのクチコミは、お客様にお店側が何もアクションをしないと投稿してもらえません。
なかには、日頃から頻繁にGoogleマイビジネスに投稿されている方もいますが、市場に比べて少ないのが現状でしょう。そのため積極的にクチコミを投稿してもらうアクションをお店から行いましょう。
下記がGoogleが公開しているクチコミ数を増やす方法になります。
クチコミは、お店だけでなく、利用者にとっても貴重な情報です。お店やサービスのクチコミは、Google マップと Google 検索のリスティングの横に表示され、注目度を高めるのに役立ちます。
クチコミの投稿のリクエストには、ビジネス独自の短縮 URL を使うことができます。Google でクチコミ数を増やすために、次のような方法でお客様にお店やサービスの情報を拡散してもらいましょう。
・クチコミの投稿をお願いする。モバイル デバイスやパソコンでクチコミを簡単に投稿できることをお知らせします。
・クチコミに返信してお客様からの信頼を育成する。お客様はクチコミが役に立ったことを知り、今後さらにクチコミを投稿してくださるかもしれません。クリックするだけでクチコミを投稿できるリンクを作成して共有することもできます。
・ビジネスのオーナー確認を行う。Google マップ、Google 検索、Google のその他のサービスにお店やサービスの情報を表示できるようになります。オーナー確認済みのビジネスだけがクチコミに返信できます。
クチコミは、偏見がなく正直なものであって初めて価値が生まれます(ビジネス オーナーはクチコミの見返りに特典を提供するなどの行為をするべきではありません)。詳しくは、Google のクチコミ投稿ガイドラインをご覧ください。不適切、または Google のクチコミに関するポリシーに違反すると思われるクチコミは、削除をリクエストできます。
https://support.google.com/business/answer/3474122?hl=ja&ref_topic=6001257
具体的にどのようにしたらいいのでしょうか?ご案内の方法を紹介したいと思います。1番はお客様がご来店時に書いてもらうことがおすすめです。そのとき、必要となるのがお客様にストレスを与えないことになります。
投稿手順を詳しく載せた案内を見せしながらクチコミの投稿をしていただくことがベストでしょう。
QRコードを作成する
Googleマイビジネスのクチコミを増やす方法として、GoogleマイビジネスのクチコミのURLをQRコード化することです。QRコード化にすることでストレスなくお客様にクチコミを書いてもらえます。
一連の流れは下記になります。
まず、お店のURLを確認する。
次に、中段に表示されている「ルート・乗換」「保存」の一番右側の「共有」を選択。クリックすると下記の画像になります。
表示されたURLをコピー
お店のSNSにfacebook、Twitterで投稿も可能です。リンクをコピーしたら、インターネットで「QR」と検索します。
今回は、上位に表示された「QRのススメ」を選びました。
開いたサイトがこちらになります。表示された画面で「さっそく作る」にURLを貼り付けます。
そして「OK」をクリック。
クリックすると、QRが出来上がります。
その他、下記の「QRコード」下にサイズや、ドットの色、背景の色を変更することができるので、チラシやカードにQRコードを添えたいときに色合いを合わせられます。
最後に「ダウンロード」をクリックすると出来上がりです。その他、QRコードの使い方は下記のような手段があるかと思います。
- SNSで送付
- ご来店されたお客様にカードで手渡し
- フォローメールに添付
- チラシに添付など
その他、考えるとクチコミを依頼する手段はあります。お店独自の案内を考えてみましょう。
まとめ
今回、クチコミマーケティングとGoogleマイビジネスの記事を書かせていただきました。なぜ2つの記事を書いた理由は、お店で新規のお客様を増やしていくためにはクチコミの獲得が重要になるからです。重要だと考えている方も多いと思います。
ですが、重要だと感じている方も、クチコミを集めている媒体によってはお店の将来性に関わる集め方をしていたりします。そこで、お店の資産になるクチコミの集め方として、Googleマイビジネスをお伝えしました。
クチコミを集めたいことを前提に「差別化を図りたい」「お店の強み」を活かしたいと考えている方には是非活用してもらいたい方法だと思いますので、是非参考にしてみてください。